アップライトピアノ、「搬入不可」とされた2階への搬入

昨日の出来事です。

先日、ご実家のアップライトピアノをご自宅の2階へ設置するため、大手ピアノ運送業者に
下見をしてもらったところ、「搬入不可」と判断されたとのことで、WEBを検索していただき
私のブログにたどり着いてくださった神奈川県座間市のI様。

近年このようなケースが多く、ありがたいことです。

お問い合わせいただいた当日、私が下見にお伺いしたものの 非常にきわどいケースで
やはりプロのお仲間に下見をお願いしました。

お仲間のベテラン運送業者W氏が下見をおこない、「なんとかなる」と判断。

昨日の作業となりました。






ピアノはヤマハアップライトピアノ U1H

少しでも軽量化するため、解体します

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一見ピアノをコンクリートに直接寝かせているように見えますが
ちゃんと傷がつかないよう養生しています。

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一部補強をしています

解体したピアノを、搬入するベランダから見たところ
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大型クレーンを使用して屋根を越して逆側のベランダに搬入することは可能ですが
この場所には大型クレーンは入りません。

通常の2トン車に掲載しているクレーンにて屋根の上ギリギリにブームを伸ばして
ピアノを吊り、そこからベランダへ人力で引き込む作戦

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この作業で無理な場合、昔ながらの「丸太作業」という、チェーンブロックにて吊り上げる
作業も用意していましたが、なんとかクレーンで成功しました。

みんなで引き込んでいるところ
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無事にベランダへ到着
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人力で担いでリビングへ
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組み立てます

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ピアノの解体につきまして
きちんとした解体方法で、きちんと組立することが重要です。
ピアノの仕組みを熟知していない人が解体・組立を行った場合、調整がずれてしまい
音が止まらなくなったり、タッチが著しく変になるケースがあります。

今回私が立会いましたが、こちらの業者は塗装のプロも同行しており、そのあたりは
全く心配ありません。

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無事に設置完了!
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後は調律ですが
前回の調律から空白期間が21年!

鍵盤下はこのとおり
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音程の狂いも大きい上、鍵盤ブッシングクロスは虫食い状態です
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この時代のヤマハ特有の症状である、「バットフレンジコード」という糸のような部品も
元々白色だったものが焦げ茶色になっており、おそらく近いうちに切れて来ることが
予想されます。

とりあえず2回通りの調律、ハンマー整形、各部調整をおこない、綺麗な音色になりました。

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ベランダを取り壊しても搬入を希望されていたI様、ご希望に沿うことができ、嬉しく
思います。

今後共どうぞ宜しくお願い致します。


素敵なお土産も、ありがとうございました
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右側のハーバーは、その次にお伺いしたご近所のI様からのお土産。
こちらのI様も、お預かりピアノのお届けができ、ひと安心。
ありがとうございました。

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チビ猫ミル成長記録ビデオ   https://youtu.be/47pQnUWx6h4    大和楽器にゃんず紹介ビデオ  https://youtu.be/G2YLW-8BhiU

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