高木東六氏がご愛用だったグランドピアノ、無事にお届けできました!

先日からお知らせしていました、高木東六氏がかつてご愛用の
HORUGELグランドピアノを、本日横浜市の越川秀治様宅へ、
無事にお届けすることができました。

しかしながら画像を2枚しか撮影しておらず、越川様がたくさん
撮影してくださっていたので、頂き次第 追記したいと思います。


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越川様には、大変喜んでいただきましたが
やはり技術者として、本当にお勧めできる修理ではないため
喜んでいただき嬉しいのですが、心から晴れやかな気持ちに
なれない自分がいます。

運送業者倉庫にて仕上げた際にはなかったノイズが発生し
響板の割れから発生していることが判明。
割れを塞ぐためにボンドを使用。

今後様子を見ていただき、更に雑音が発生するようでしたら
別の対処法を考えたいと思います。

何はさておき、無事にお届けでき、ほっとしました。
今後共どうぞ宜しくお願い致します。


本日の猫

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ぽんたの肉球
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高木東六氏のグランドピアノ…とりあえず調律・調整が完了し、演奏できる状態に。

大和楽器階段上にあるプランター

ミニトマト「アイコ」が色付きました

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明日あたり、収穫してみようと思います^^



現在修理をご依頼いただいているHORUGEL小型グランドピアノ

元々は作曲家の高木東六氏がご愛用だったピアノを、現在の持ち主である
ランドスケープアーキテクト・ジャズドラマーの越川秀治氏にご依頼を受け
酷い状態ながら、「とりあえず演奏できる状態」にする修理と調律をご依頼
いただきました。

ピアノの心臓部とも言える響板が酷い割れの状態。
また調律の要となるチューニングピンも、「ピン・ルーズ」という音程の
保持が難しい状態。

65年の経年ということもあり、あちこち金属疲労やフェルトの硬化が見られ
できれば完全なオーバーホール修理が理想なのですが、今回は敢えて
「とりあえず演奏出来る状態」へ。

先日の続きの修理です

ウィペンというパーツの、フレンジサポートスプリングが折れていたり、
強度が弱くなっている箇所を交換しているところ

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スプリングの新旧

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角度が全然違います


なんだかんだで全体の半分近くを交換

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ハンマーも取付

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本体のある運送業者倉庫にて

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ハンマーの弦合わせ~基本的な整調・調律

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ハンマーがきちんと同時に弦に当たっているかを、チョークで記し、調整。
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トルクの弱いチューニングピンは 頭を打ち込むことで、とりあえずのトルクを確保。
調律が出来る状態に。

調律は、ご指定の49a=441Hzにて。

お届け後、再び調律をおこないます。


しつこいようですが…
今回は、あくまでも「とりあえず演奏のできる」状態にするための修理です。

酷い響板の割れのため、雑音は完全に取りきることはできません。
また響板が寸断しているため、豊かな音量にはなりません。

しかしながら正確な音程で演奏できる状態になりました。

越川様、できましたら近いうちに完全なオーバーホール修理をなされることを
お勧めします。

雨天でなければ今月17日にお届け予定ですね
どうぞ宜しくお願い致します。



最近の猫

17歳の三毛猫クーと3歳の白猫ソラ
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もうすぐ2歳のサバ白ぽんた

アップ

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高木東六氏のグランドピアノHORUGEL…とりあえず弾ける状態にするためのアクション修理

昨日は終日大和楽器の工房にて修理作業。

現在お預かり中の、かつて高木東六氏がご愛用だった小型グランドピアノ
HORUGEL。
昨年大修理を行った、藤山一郎氏がご愛用のグランドピアノと同じメーカーです。

響板の割れ、ピン・ルーズという症状に加え、アクションも酷い状況ですが
大修理の前に「とりあえず演奏できる状態」にして欲しいとの、ご依頼者である
越川秀治様からのご要望。

アクション関係の修理をおこないました。

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まずハンマー整形

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ハンマーを外し

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ウィペンは昔のシュワンダー(シングルスプリング)タイプで、フレンジには
コードとスプリングが付いていますが
そちらのスプリングが折れている箇所が20本ほど。

これはとりあえずの修理でも交換の必要があります

動きの悪い箇所も確認するためウィペンも解体

ナンバリング
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日付がありました

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1954年7月22日でしょうか


埃も綺麗に掃除

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あくまでも「とりあえず弾ける」ための修理です。
本来ならばセンターピンやフェルト等を全て交換します。

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こちらのハンマーストップレールのクロスには、トリートメント液を塗布し、柔らかくします
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窓から見学者


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そのうち飽きて・・・


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ちょっと偉そうです^^;

オーバーホール修理…ヤマハUX5本体修理に取り掛かりました

大和楽器 階段下のプランターに、再びゼフィランサスの花が咲いてくれました

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忘れた頃に突然咲いてくれます^^




昨日の出来事

午前中は横浜市西区まで調律に出向き、午後から厚木金田の工房へ。

現在大修理をご依頼いただいているYAMAHA UX5
ソステヌートペダル付きのモデルで、当時のヤマハ最高グレードピアノです。


外注クリーニングが終わった外装

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パネル等を外し

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アクションはまだ手をつけておらず、この状態

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アクション、鍵盤を外し
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チューニングピンや弦にも錆が目立ちます

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ピアノを仰向けに寝かせ、解体。

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全体の張力を考えながら、バランスよく少しずつ弦を緩めます

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チューニングピンを抜き、弦も外します

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チューニングピンの太さを確認

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オーバーホール修理において、大事な作業・・・ 弦圧測定

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ノートに記し、昨日はここまで。

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今、PC前で作業中
甘えてくる白猫ソラ

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邪魔をしてくれるため、ちょっとやりにくいのですが、許します(笑)

お勧め中古ピアノ…ドイツSchimmel、無事にお届けできました!(修理まとめ追記あり)

昨日は朝から外回り作業。

午前中のお客様は、先月修理を終えてお届けの川崎市A様。

その2回目のサービス調律でした。
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全弦張替え修理のため、音程はかなり狂っていましたが、音色は素晴らしく
お届け時よりも更にハリのある音色となっていました。

このピアノお届け時のブログ記事(6月9日)



午後からは先日まで丁寧に修理・調整を行ってきましたドイツSchimmel(シンメル)
小型木目ピアノのお届けでした。

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川崎市のF様は、プロの演奏家。
もともとヤマハのピアノをご所有でした。
新居を建てられることになり、レッスン室も1階に確保。しかしながら通路が狭い
とのことで、調律師から小型のピアノに買い替えを勧められ、ヤマハピアノは
手放されることに。

その後新居が完成したものの、調律師から「小型ピアノでも入らない」と言われ
運送業者に下見してもらっても「搬入不可」との返答・・・

といういきさつがあり、息子さんがWEBを辿り、私に相談していただきました。
下見をさせていただいたところ、小型のピアノを解体すれば難なく搬入できると判断。

昨年から修理に取り掛かっていたものの、中断していたSchimmelがまさにピッタリ
だったため、お勧めした・・・という経緯があります。

レッスン室に念願のピアノが無事に納まり、ご満足のF様
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このピアノの修理まとめ

2018年 10月18日 全塗装済みの本体、修理開始


2019年 1月18日 アクション修理開始


2月 3日 アクション ハンマー関係修理


2月 5日 ハンマー関係修理完了


2月 6日 アクション ウィペン関係修理開始



2月13日 アクション ウィペン修理完了



2月15日 ダンパー以外のアクション組立


6月11日 修理再開 ダンパー関連修理


6月13日 ダンパー関連修理 その②


6月14日 本体フレーム(鉄骨)下ろし、金粉塗装等


6月15日 本体へフレーム乗せ、張弦準備


6月19日 張弦


6月20日 アクション ダンパー修理


6月22日 鍵盤ブッシングクロス貼替え


6月23日 ブッシングクロス貼替え仕上げ~キーピン全交換等


6月24・25日 演奏できる状態へ


6月27日 最終調整


何度も調律をおこない、7月3日にご試弾され、即決していただきました。


ピアノはこれから落ち着くに従い、更に深い音色を奏でると思います。
F様、今後共どうぞ宜しくお願い致します。

高木東六氏のグランドピアノ、とりあえず演奏できる状態にするための作業開始

先月(6月)27日 お仲間の運送業者に入荷したグランドピアノ

作曲家の高木東六氏がご愛用だったという、HORUGEL小型グランドピアノ。
HORUGELは昨年の5月にオーバーホール修理をおこないお届けの
藤山一郎氏のご愛用だったピアノと同じメーカーです

その時の修理まとめブログ記事


今回もかなり酷い状態ですが、ご依頼主の「越川秀治」様のご要望で、
とりあえず演奏できる状態にしてお届けし、その後また大修理は検討される…
とのこと。

「とりあえず演奏できる状態」という事ですが、なかなか手ごわいのです。

こちらが響板の状態

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酷い「割れ」です

これを修理するには全弦を外してフレームも下ろしてからの修理となり
大修理となってしまいます。

ダンパーも動きが悪く、なんとか止音できる状態に調整。

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このあたりは経験が必要です。

アクションと鍵盤関係190706HORUGEL-04.jpg
センターピンが錆び付いており、動きが悪くなっているピンは交換

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鍵盤下もこの通り

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綺麗に掃除します

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鍵盤調整をおこない

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アクション関係は、少々パーツの破損があるため、最低限の交換を行う予定。

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越川様 ピアノのお届けが17日に決定とのことですね
それまでに、ピンルーズの対策も含め、演奏できる状態に修理し、お届けしたいと思います。


本日の猫

おすましクー。
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テーブルの上にある私の夕飯のおかずを狙うクー

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同じくぽんた

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短足ですね^^;


私が外回りから戻り、甘える仕草のノア

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明日は午前中 先月まで頑張ってオーバーホール修理を行ったBELTONの、3回目のサービス調律。

その後、先日まで頑張って仕上げたお勧め中古ピアノ…ドイツSchimmelのお届け。

無事にお届けできますように。

栃木まで出張…BECHSTEIN Classic124ウォルナット、第2サービス調律と補助ペダルの調整。

昨日は栃木まで出向きました

栃木県は下野市にお住まいのY様
もともとアップライトピアノのクリーニング・修理をご依頼いただいたのがきっかけで
調律を定期的にご依頼いただいておりました
昨年12月に、大和楽器を通してベヒシュタインジャパンの赤坂ショールームにて
Bechstein 124Classicという素晴らしいアップライトピアノをご購入いただきました。

その時のブログ記事

そのサービス調律の2回目。

こちらが124Classic

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娘さんがヤマハの時に使用していた補助ペダル…アシストペダル+アシストハイツール
このモデルはペダルの傾斜がついており、装着するとこんな感じになってしまいます

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ドリルで穴を開け、対応

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↑の画像は、間違って元の穴に差し込んでいますが
もう一つ斜め上に開けた穴に差込み、固定します。



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素晴らしい表現力のあるピアノに替わったおかげで、先生もビックリするくらい
上達されたとのこと。
これからが楽しみです。

Y様、あと1回サービス調律にお伺いしますね
今後共どうぞ宜しくお願い致します。

本日の猫

PC前のクーちゃん
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クーちゃん うしろ!

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ピアノ補助キャスターという商品の取付…長野県伊那市美篶(みすず) 矢島様宅にて。

昨日ブログ記事をアップロードしようとしたところ、ビッグローブ緊急メンテナンスとのことで
作成した記事がアップロードできませんでした。
以前は突然ログインできなくなり、1週間ほどブログがアップできない事もありました。

ビッグローブのウェブリブログを使っているみなさん、ファイト!



改めてご紹介させてくださいませ。
昨日の記事です
(日付は一日遅れています)


       以下 昨日の記事


昨日は長野県 伊那市まで出向き、ピアノ補助キャスターという商品を
アップライトピアノに取り付けする作業をおこないました。

WEBから検索していただき、私のブログにたどり着いていただいたのは、伊那市在住の
矢島信之 様


肩書きをご紹介します

  美篶小学校資料館専門委員会 副委員長
  なが~いなまえの委員会
  青島区田園地帯景観形成住民協定委員会 委員長
  「伊那路」編集委員 購読者促進担当
  ナイスロードを霞堤街道と呼び改める会 事務局
  井上井月顕彰会理事・広報担当
  まちの縁側No.19「明朗庵」亭主


                  名刺表より


  名刺の裏・・・

    わたしは青島をこんな里にしたい

     ・三峰川の瀬音が聞こえる里
     ・桜堤防が望める里
     ・田園地帯をわたるそよ風を感じる里
     ・沈丁花、金木犀の香りがある里



そんな矢島様 亡き奥様のために 結婚指輪の代わりにプレゼントされたという
このピアノ。
ヤマハW102という、当時最高グレードのピアノです。

ピアニストの平澤真希氏にもご協力をいただき、
このピアノで地域の皆さんに音楽に触れていただきたいとのお考えです。

今年の6月には「第4回 木陰演奏会」と題し、ご自宅のウッドテラスにて
地元の交響楽団メンバーの方を6名お呼びしてコンサートを開催されました。

奥様との思い出深いヤマボウシの花と、麦ナデシコが咲き誇る時期のコンサート。

ここにピアノも加われたら…との思いもおありかと思います。



さて

前置きが長くなりました。


というわけで、広大なご自宅の離れの一室。
壁際に設置されたままのアップライトピアノですが
好きな時に簡単に移動して演奏できたら、このピアノももっと多くの人に音色を
聴いてもらえるとの思いで、
今回鉄製キャスターの代わりに、この「ピアノ補助キャスターUP用」を取付させて
いただきました。


取付の様子
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自作のミニミニ台車に乗せ、手前に引き出します

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今回初のご紹介となりますが、一人でピアノを仰向けに寝かせられる道具

鉄工やさんに、特注で作成していただきました。

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全弦張り替え後の結婚式場のピアノ調律

昨日は外回り調律が2件。

朝一番にて、藤沢の結婚式場のピアノ調律

先月、全弦張り替え修理を行なったグランドピアノです


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全弦が新しくなっていますので、やはり音程の狂いは激しかったものの
伸びのある綺麗な音色を奏でてくれていました。


午後からは都内は江戸川区まで出向き、いつもお呼びいただいているユーザーの
L様のアップライトピアノ調律

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一日6時間酷使されるピアノ
前回今年の2月にお伺いしていますが、かなり狂っていて焦りました。

調律の他、キンキンしていた音色を少しまろやかに整音しましたが
喜んでいただけたでしょうか…

今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。


昨日の猫


コピー機の上で私のご機嫌をうかがう、ぽんた
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ぽんたアップ
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17歳の三毛猫 クー
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変顔のクー

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本日は長野県は伊那市まで出向きました。

その様子は次の記事にてご報告したいと思います。

お勧め中古ピアノ…Schimmel ほぼ完成。

昨年10月に修理を開始し、全弦張替えを伴う修理を行って来ましたピアノ

ドイツSchimmel社の小型木目ピアノがほぼ完成しました!

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本日は朝から21時頃まで厚木は金田の工房にこもり、集中して最後の調整をおこないました

鍵盤の水平…ならしという作業をおこなっているところ

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鍵盤の深さ(あがき)を調整中

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そして2回ほど調律をおこない、本日は終了。


30日に横浜の運送業者倉庫2階の展示室に移動。

まださらに調律・整音を行う予定ですが、何とも言えない味わいのある音色で
ずっと弾いていたくなる気持ちにさせてくれるピアノです。

本日の猫

サバ白ぽんた
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17歳の三毛猫クーは、いつものように私の足元で甘えます

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かわいい

高木東六氏のグランドピアノと、新たな大修理ピアノ…ヤマハUX5

本日午前中
お仲間の運送業者のご紹介で
修理ピアノのお見積もりということで横浜は旭区の運送業者倉庫へ。

修理お見積もりピアノは、昨年オーバーホール修理を行った藤山一郎氏の
ご愛用ピアノと同じ、HORUGEL。

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半世紀ほど放置されていたとのことで、外装はもとより 内部もかなり疲れた状態です

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響板に入った 大きな「割れ」。
ピアノの心臓部とも言える響板。
ここまで寸断されていると、修理は非常に大変です。

加えてチューニングピンがきちんと止まらない「ピンルーズ」 通称「ピンズル」の状態。

ご依頼主は「越川秀治」様
本業の他、ジャズドラマー、ベーシストでもいらっしゃいます。

藤山一郎さんのHORUGELと同様、できればオーバーホール修理が望ましい
ところですが、とりあえずは最低限弾ける状態で調律をおこない、ご自宅のアトリエに
運び、仲間とのジャズセッションで使いたいとのこと。

ピンルーズ箇所のピンを打ち込み、少し調律を保持できる状態にして調律をおこない
アクションも動きの悪い箇所のみ応急処置で対応させていただくことに。

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あくまでも 応急処置で演奏ができる状態にさせていただきます。
できましたら、近い将来 オーバーホール修理をされることをお勧めします。

越川様、どうぞ宜しくお願い致します。



そして同時に確認したのが、これから大修理を行うピアノ

ヤマハUX5

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年代的にはそれほど古いピアノではありません。
しかしながらこれから末永くお使いいただきたいとのことで、全弦張替え
ハンマー全交換等の修理をご依頼いただきました

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鍵盤ブッシングクロスも虫食いが酷い状態。

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テクニクスの消音ピアノユニットが取り付けられていますが、すでに15年以上の
経年のため、取り外します。

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鍵盤スイッチも

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平塚市T様、どうぞ宜しくお願い致します
ご連絡をお待ちしています


本日の猫

固い友情で結ばれた・・・

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私がかまってあげるのを待っています

覗き込んでみると・・・
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こちらは17歳の三毛猫クー

大あくび

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暑いと猫たちも大変ですね

台風が発生したとのこと

大きな被害が出ませんように。

お勧め中古ピアノ…ドイツSchimmel、演奏できる状態へ。

現在大修理商品化中のお勧め中古ピアノ 

ドイツSchimmel社の木目小型ピアノですが、一昨日・昨日と集中して修理をおこない
なんとか演奏できる状態になりました。

修理の様子をご報告します。

6月24日午後からの修理


底板にペーパーがけし、棚板、脚とともに本体へ。
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ピアノの形になりました。

アクションボルトのナットもピカピカに

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一昨日(6月25日)の作業
 
鍵盤調整

このピアノは鍵盤蓋と鍵盤押さえが一体となっているモデル。
大まかな鍵盤の高さを決める前に、鍵盤蓋を取り付けて高さを確認します
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そして鍵盤調整
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ブッシングクロス全貼替えに加え、キーピンも全て新品に交換しているため
調整には時間がかかります

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ここまでが25日。
まだダンパーは付いていません


昨日(6月26日)の作業。

ハンマーと弦を理想的な状態へ調整。
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その後、せっかく付けたハンマーですが
ダンパーが関係している箇所を外します
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そしてダンパー付け

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ダンパーを取り付け後、再びハンマーを取り付け
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細かな整調はこれからですが、なんとか演奏できる状態になりました。
昨日は2回ほど調律をおこないました。

何とも言えない温かみのある、まろやかな音色を奏でてくれます。

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弱音装置はこれからです。


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Schimmel  高さ114cm  幅149cm 奥行53cm
専用椅子付き
販売価格 830000円(税込)

お届け後3回のサービス調律付き。

今後、横浜は旭区の運送業者にて展示予定。

現在お一人の方にご試弾予約を頂いておりますが、その方がご成約とならない場合
ご試弾のご予約をお待ちしています。


2台ピアノの調律と、ギターの張弦^^

昨日のこと

午前中から、愛川町のK様宅へお邪魔し、アップライトピアノとグランドピアノの調律を
おこないました。

もともとヤマハU3Hをご使用されており、以前から調律をご依頼いただいていたのですが
3人の息子さんが頑張って練習されているため一昨年の8月に、私がオーバーホールを
手がけたヤマハグランドピアノC3をご購入いただきました。

お届け時のブログ記事


まずは1階のアップライト U3Hから

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鍵盤は弾き込まれているため、ブッシングクロスが摩耗しています。

そのため白鍵の間隔が不均一なのがおわかりですか?
左右のガタが大きくなってしまっています
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本当はブッシングクロス交換が望ましいところですが…
楕円形のフロントキーピンを曲げて、とりあえずの応急処置をおこないます

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ガタもなくなりましたが、あくまでも間に合せの処置です。



ここで
3男の息子さんがギターを始めたいとのことで、昔購入のギターを使おうとした所
弦が切れてしまった…との事前のご報告をいただいていたので
新しい弦をご用意し、張ってさしあげることに。

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こちらは、いつもお呼びいただいているお客様ですので
弦とともにサービス


さて2階にあるC3Bの調律にとりかかります

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前回は昨年の11月なのですが、酷く狂っていて焦りました
おまけにハンマーも硬くなっており、キンキンした状態。

丁寧に調律・整音をおこない、綺麗な音色が戻りました

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帰りには、素敵なお土産もいただきました

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猫の大好物と、自家製の梅酒!
ありがたくいただきます。
今後とも末永く宜しくお願い致します。

その後、厚木・金田工房にてピアノ修理。

昨日の猫

私が戻ると 床に「へ」の字になって甘える三毛猫クー(17歳)
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手を差し出すと、ゴロゴロ言いながら舐めてくれます

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この後(只今10:35)、厚木・金田の工房へ向かい、昨日の修理作業の続きをおこないます。
昨日の修理作業と合わせてご報告したいと思います。

中古販売ドイツピアノ…Schimmel修理状況(一昨日)

ここのところ夜事務所に戻り、ブログアップを試みますが、PCがフリーズしてしまったり
それを待っていて寝落ちしてしまったりで…

なかなかその都度更新できず、申し訳ございません。

というわけで23日の様子から

お勧め中古ピアノ ドイツSchimmel(シンメル)社の小型木目ピアノ
鍵盤ブッシングクロス貼りが完了し、その仕上げから


クロスの余計な部分を切り取り
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キーピンと接触する部分に黒鉛を塗布
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そして白鍵はバフ掛けで磨きます

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厚木・金田工房へ移動。

このピアノは鍵盤筬(おさ)が棚板と一体になっており、今回はキーピン等の処理は
ここでおこないます。

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今回キーピンは磨かず、新品に全交換することに。

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木部にペーパーをかけ、綺麗にします。
ペーパーがけをしていたら
小さな埃?と思ったらハエ取りクモさん

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危なく一緒にペーパーがけしてしまうところでした

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キーバックレールクロスも貼替えますが、サイズが合わないため後日。

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新しいキーピンを打ち込みます

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鍵盤のキャプスタンボタン磨き

前回もお知らせしましたが、この部分は鍵盤の動きを唯一アクションに伝えるパーツで
ピカピカに光っていることが理想です。

磨きビフォア
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アフター
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88本あり根気のいる作業ですが、気持ちを込めて磨きます^^

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23日はここまで

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昨日は外回り調律の後、組立までおこないましたが、本日の修理とまとめて記事にしたいと
思います。

そして昨日、愛川町まで調律2台にお伺いしましたK様宅での様子は、
引き続きこの後アップいたします。

おすすめ中古ピアノ…ドイツSchimmel鍵盤ブッシング貼替え修理

現在修理中のお勧め中古販売ピアノ…ドイツSchimmel(シンメル)社の木目小型ピアノ

現在の修理状況です。

まず20日は ダンパー関係の仕上げ作業

中音部~高音部の「とうふ」と呼ばれるダンパーフェルトをダンパーブロックに貼り

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レバークロス
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真っ白で綺麗ですが、摩擦防止のため、黒鉛を塗ります

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見た目は悪くなりますが、引き心地には変えられません

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そして鍵盤関係の修理開始

キャプスタンボタンというパーツ

アクションと唯一接触する部分で、ここもザラついていた場合タッチに影響し
また雑音の原因ともります。

磨くために抜きます。
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そしてブッシングクロスを全張替えのため、アイロンの蒸気で剥がします

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後で綺麗にヤスリがけをおこないます

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今回白鍵は、非常に良好な状態の上、ヨーロッパピアノの雰囲気ある仕上がりのため
バフで磨くのみとします。

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20日はここまで。

ここから昨日(21日)の作業


鍵盤木部をペーパーがけして綺麗にするとともに、ブッシングクロス貼替え部分を
ヤスリで綺麗にします。

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前回のBelton修理で作成した、ミニタイプの膠鍋を今回も使用。
膠の状態も良好です。

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そしてドイツカシミヤ製ブッシングクロスを貼っていきます

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バランスキーのサイズが小さく、以前イースタインピアノ修理の際に自作した
楔(くさび)を使用。

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白鍵

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ガラス越しに見学者

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昨夜は22時頃になってしまいましたが、完成。

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本日はこれから、キャプスタンボタン磨きと白鍵のバフ掛けをし、
本体のある厚木金田倉庫に向かう予定です。



昨日の猫

遅めの夕食中、おこぼれを探す三毛猫クー 17歳

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お気に入りの狭く、暗い場所でこちらを伺う、ぽんた

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猫もそれぞれ性格が違って、面白いですね

静岡県伊東市まで調律に出向きました

本日は外回り調律の一日。

WEBより私のブログを見つけていただき、静岡県は伊東市から調律の
ご依頼をいただきました。


ピアノは、現在大和楽器にてお勧め中古ピアノとして展示中の
アポロA370と同じモデル。

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総アグラフという最高グレード仕様で、あちこちこだわりが感じられるピアノです。

ご所有のS様、かつてはカワイのフルコンサートピアノEXもご所有だった経緯
もあり、音にはかなり敏感な方とお察しいたしました。

鍵盤タッチも最初「軽く感じる」との事でしたので、手応えがあるように調整
させていただきました。
またダンパーペダルも高音部と低音部のバランスが取れておらず、少し基本
から調整。

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ダンパーフェルトが弦に触れる角度を調整するため、ハンマーレールを外し
大がかりに調整。

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限られた時間ではありましたが、できる限りの調整をさせていただきました。
気に入っていただけたでしょうか…


また次回、宜しければお呼びくださいませ。


S様のお宅には12歳のコーギー ゆずちゃん(12歳)が

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高齢犬とは思えないほど、元気いっぱいに懐いてくれました

全ての作業が終わり、確認していただいているところに
「私をかまって」とばかりに ご主人にアピールしている ゆずちゃん

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大きな声でなかなか音色を確認できません

お勧め中古ピアノ…ドイツSCHIMMELダンパー修理の一日

昨日は終日大和楽器工房にて、現在仕上げ中のお勧め中古ピアノ…
ドイツSchimmel(シンメル)社の小型木目ピアノ修理に集中しました。

その前に

日だまり猫

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お仲間の運送業者さまから、嬉しいお中元♡

ソラは自分とは関係ないとわかったのか、少々不機嫌なようすです(笑)

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K運送さま、いつもありがとうございます!


さて 昨日の修理状況です

現在はダンパー関係

先日の続き

先日作成したダンパースプリングですが、中音部の始まる31番目のスプリング1本だけ
サイズが変わっているため、同じように作成。

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おそらくこの部分だけ設計上フェルトが小さくなってしまうため、少し強度を上げたのかも
しれません。


スプリングが当たるクロス部分に黒鉛を塗布

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少しの摩擦もなくすように修理します。

ダンパーフレンジにコードを通し、作成したダンパースプリングを付けている所
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穴の系が大きいため、コードは2本使用。

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夕方になってしまいましたが、ダンパーレバー部分のレバークロス、スプリング、
フレンジセンターピンの交換が終了。
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この後真っ白なレバークロスですが黒鉛を塗布します。

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交換済みのパーツたち

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全て交換の証です^^


見学者もやってきます

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この後、少々休憩をはさみダンパーフェルトを切ったり
低音部ダンパーブロックのライニングフェルトを貼る作業を行いました

オリジナルと同じサイズのダンパーフェルトを裁断します

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低音部ダンパーヘッドの木部を綺麗にペーパーがけし、ライニングフェルトを貼ります

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夜遅くなったため、昨日はここまで。

本日続きの作業と、いよいよ鍵盤修理にとりかかります。



おまけ画像

見学しながら大あくびのぽんた

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お勧め中古ピアノ…Schimmelオーバーホール、張弦。

新潟・山形で大きな地震がありました。

大きな被害がないことを祈ります。


そういえば昨日、埼玉県は川口市まで調律に出向きましたが、事務所に戻る電車から
不思議な雲が見受けられました

事務所に戻ってから慌てて撮った雲
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本日、厚木市は金田にある工房にて作業でしたが、その向かう途中にも
大変不可思議な雲が見受けられました
運転中だったため、画像がありません。



さて

本日の修理状況

先日張弦準備の途中まででしたが、本日はその続き作業。

Schimmel張弦の前に、チューニングピンのトルク調整。

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チューニングピントルク調整は、非常に重要な作業と考えます。

トルクが低すぎると、もちろん調律の保持ができづらくなりますが、トルクが強すぎても
調律がしづらいばかりか、音程の保持ができる調律を行うのが難しくなります。

ピンの高さを揃えつつ、トルクを適正に修正しながらピンをねじ込みます。

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この作業は張弦と同じか、それ以上の時間を要します。

なんとかトルク修正を終え、張弦を開始。


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この時期ですが、張弦には長袖と軍手が必須です。
半袖の場合、素肌に弦が触れる可能性があり、汗が弦についてしまうと錆が発生するためです。

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とりあえず、緩~く張っていきます

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芯線部分が終了

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そしてバス弦(巻線)を慎重に。

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とりあえず張弦完了
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プレッシャーバーというパーツを取り付け
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チューニングピンに巻いた弦のコイルを綺麗に整えます

少しずつ張力をかけつつ

コキ揚げ
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コキおろし
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夜になってしまいましたが、完成

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後は組み立てて、鍵盤、アクションを乗せ、調律・調整・整音をおこないます。

しかしながらこれから鍵盤ブッシングクロスの貼替えをよていしています。



調律をまだおこなっていませんが、思った以上の素晴らしい音色になりそうです。




本日の猫


プリンターの上でびっくり顔のソラ

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金田工房から戻ったところ
体中で嬉しさを表現するぽんた

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明日はSchimmelピアノのダンパー~できれば鍵盤関係の修理を予定しています。

オーバーホール修理お届けから1週間後のサービス調律

梅雨の中休み

爽やかな晴天の日曜日となりました。

私は1件のみ外回り調律。

先週の日曜日(6月9日)お預かりオーバーホール修理が完成しお届けの
BELTONアップライトピアノの、2回目のサービス調律にお伺いしました。

弦は張りたての場合、最初は極端に狂うため、今回4回のサービス調律をさせて
いただくことになっています。

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お届け時のブログ記事


お届け時よりも さらに奥深い音色となった気がします。

ご依頼いただいたA様にも大変気に入っていただけているようで、私も嬉しく思います。


次回は3週間後。

少々白鍵の感触が気になられるとのことで、次回バフ掛けを再度行う予定です。

今後共どうぞ宜しくお願い致します。

本日の猫

ベンチに横たわるソラ

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そのベンチで、電車用に工具を詰め替えている時
邪魔するソラ

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明日も外回り。

埼玉県は川口市まで出向きます。

お勧め中古ピアノ…Schimmel 張弦準備。

本日も厚木は金田の工房にて修理作業。

現在仕上げ中のお勧め中古ピアノ…ドイツSchimmel(シンメル)社の木目小型ピアノ

昨日、本体からフレームを下ろし、金粉塗装をおこないました。

本日はその続きから

少々苦労したフレーム下ろし

同じように、戻すのも一苦労です

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おまけに私一人での作業で、かなり集中。

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気を緩めると、僅かな操作ミスで本体が傷ついてしまいます

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無事に元の位置に戻すことができ、ひと安心。

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最大の難関を突破し、後は丁寧にいつもの修理を行うだけです


金属部分の磨きも念入りに

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磨いたボルトでフレームを固定

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弦まくら等のフェルトも貼り
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ピンブロックを打ち込み
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打ち込んだピンブロックにドリルで穴あけ(チューニングピンが入る大きさに)
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そしてチューニングピンを打ち込み
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大まかな高さまでねじ込みます
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後はチューニングピンのトルクを整え、いよいよ張弦ですが
本日はここまで。


集中しすぎたせいか、少々偏頭痛ぎみのため、本日は早めに休もうと思います。


本日の猫

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