オーバーホール修理ピアノ(?)の修理

気持ちよく晴れた一日でした
今日から5月ですね


私は朝からピアノの修理作業に集中していました。

先日お預かりの東京都日野市 I様のピアノ。
アポロというブランドの大型木目ピアノで、総アグラフという高グレード仕様です。

その時のブログ

昨年の6月に、某有名ピアノ店より完全オーバーホールのピアノという事で
音も気に入られてご購入されましたが
その後不具合が多く発生し、WEBより私のところへご相談いただきました。

先月お伺いし、アクション関係にスティックの症状が見受けられたため
ご提案し、アクションをお預かり。

アクションを解体し、バットフレンジセンターピンの全交換、他の全てのセンターピンに
再発防止の処置を行うことに

本日から作業開始いたしましたが・・・

まずはハンマーバットから分解のため、ナンバリング
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ビスを緩めます
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ハンマーを外し
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こちらのピアノはハンマーとウィペンを外した形跡はありますが
ダンパーレバーはそのままの状態です

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驚いたことに、ダンパーレバークロスが摩耗して、大きな凹みができています
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この状態では鍵盤が戻らなくなったりする不具合が発生してしまいます。
原因は、ウィペンというパーツに付いている、ダンパースプーンとの摩擦。

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ザラついてしまっていますね

今回、センターピンの交換はハンマーバットフレンジのみを予定していましたが
ダンパーフレンジセンターピンは確実にスティックしており交換が必要。

同時にダンパーレバークロスも新品に全交換とスプーンも綺麗に磨く必要があります。

もちろんお見積りの金額はそのままにさせていただき
丁寧に交換することに。


ハンマーバットフレンジセンターピンは、いくつか交換の形跡があります。
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余談ですが、こちらはブライドルテープも交換してありますが
私の交換方法とは異なります。
以前のブログ

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ハンマーバットセンターピンスティック修理を終え

ダンパーフレンジセンターピン全交換と、ダンパーレバークロス貼り替えを
同時に行ないます

クロスをカット
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センターピンは腐食しています
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クロスを剥がすと、酷いのは穴が開いて向こうが見えます
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ダンパーレバースプリングが触れる箇所には、黒鉛を塗布。
ペダルを踏んだ際に、微妙に鳴る「ギュッギュッ」という雑音の防止になります。
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21時頃までかかり、何とか完了
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仕上げにクロスにも黒鉛を塗布
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こちらも摩耗と雑音防止です

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明日は午前中外回りを予定しており
午後から続きのウィペン関係に移ります。

またご報告したいと思います。



本日はBGMとして先日購入の小田和正さんのアルバム
「あの日 あの時」という3枚組CDを聴きながらの作業でしたが
懐かしい歌がたくさん入っており、気持ちよく作業することができました
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チビ猫ミル成長記録ビデオ   https://youtu.be/47pQnUWx6h4    大和楽器にゃんず紹介ビデオ  https://youtu.be/G2YLW-8BhiU

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