ピアノ調律師:杉本由紀おやじのつぶやき

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zoom RSS ピアノの話…雑音の原因を探す方法について

<<   作成日時 : 2017/09/07 09:59   >>

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ピアノの話です。

昨日午前中は藤沢市のレスナー様宅へ、ピアノの雑音処理に伺いました。

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ピアノはカワイの高グレード大型アップライトピアノ「DS-7E」
今年から新たに調律をご依頼いただいたのですが、あちこちから雑音が発生し
前調律師に伝えても改善しなかったので…との理由で引き継ぐことに。

調律にお伺いしたのは今年の4月
その時は蝶番からの雑音が酷く、蝶番の芯棒を抜きグリースを塗布して改善。
その他にもこのモデルは外譜面のトーンエスケープ部分から雑音が発生するケースが
多く、予防処理。
おさまっていた雑音ですが、最近またある音からのノイズが発生するように。

外回り途中でお伺いしたのですが、時間切れで解決できず…
昨日改めてお伺いすることになりました。

雑音を探す方法としまして
まずは雑音が鳴っている状態で上に乗っているメトロノームなどの小物があれば
1つずつピアノから離して再び音を出して確認。
雑音が無くなれば直前に離した物が原因と判明します。

ピアノの周りのカーテンレール等の金具が共鳴するケースもあります。
音を出しながら耳の位置をいろいろ変えてみます。

いよいよピアノ本体から鳴っていると思われる場合
再び音を出しながら屋根部分のあちこちを押さえたりし、雑音が止まった場合は
押さえたパーツに関連する部分が原因です。
多くは長蝶番から生じるケースが殆どです。

次はピアノのパーツを1つずつ外しながら同様の作業をおこないますが
これ以上は技術者にお任せください。

まずはユーザーの方ができる点検方法をお知らせしました。


さて昨日のピアノですが、上記の画像は処理後です。
クローゼットに敷物をしてピアノを押し込んでおり、プラスチックのインシュレーターが
敷かれていました。
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この場所にピアノを設置するのは運送業者が最も嫌がるケースです。
とくにプラスチックのインシュレーターの場合、ずらすとキャスターから外れてしまい
奥に設置した状態でインシュレーターを敷かなければなりません。


そんなピアノの状態ですが、とりあえず引き出して確認する必要があり
頑張って手前に引き出しました。

ピアノがクローゼットから出た状態で確認したところ、雑音は無くなり…
おそらくクローゼットの周辺からが原因ということになりました。

レールの金具を締め、防音型インシュレーターを敷き再び収めたところ
雑音はなくなりましたが、「ここが原因」というはっきりした解決ではなかったため
少々今後に不安が残ります。

ピアノの調整を少々行ない、作業終了。
今年調律をご依頼いただいているため、サービスでの作業でした。

K様、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。


昨日の猫
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